テキストサイズ

twin★love

第6章 6★晴の思い

その屈託のない笑顔に萌のこころはズキンと痛む。

「ひゅー!ラブラブっすね!」

「裕翔、萌ちゃんと付き合えるとか羨ましい!」

「裕翔先輩!ショック…」

周りからのいろんな視線を気にしつつ、二人は学校を出た。

萌はとなりを歩く先輩の横顔をちらりと盗み見る。

するとバッチリ、目があった。

そしてニッコリと笑った先輩は萌に言った。

「萌ちゃん、俺、萌ちゃんのこと大事にするから。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ