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twin★love

第7章 7★モヤモヤ

恥ずかしくて涙が溢れ出る。

「亜子ちゃん、やっぱり心配で、ちょっと戻って来ちゃった。」

『秋山先輩!?』

カーテンの向こうから聞こえたその声は、さっき体育の授業があるからと言って別れた秋山先輩の声。

今のこの状況なんて、見せられるわけがない。

「亜子ちゃん?寝てるの?」

『お願い、カーテンを開けないで!』

亜子はなんとか普通にしゃべろうとした。

「だ、大丈夫です…」

それに気がついた蓮は先輩がいることを知り、余計に亜子をせめたてる。

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