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twin★love

第7章 7★モヤモヤ

「俺、そろそろ行かなきゃ。じゃあまた、放課後。」

そう言うとカーテンの向こうに秋山先輩が保健室から出て行く気配を感じた。

亜子はキッと蓮を睨むが、蓮はそれをいともせずに再び、亜子の唇を塞いだ。

「…もっ、…やぁ!」

亜子が蓮の胸を力いっぱい押した。

目の前にいる蓮は別人のように感じる。

「なんでっ…なんでこんなことするのっ…あたしはただ、今までどおり蓮ちゃんと晴ちゃんと仲よくしてたいだけなのに…!」

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