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twin★love

第7章 7★モヤモヤ

涙をふくと、教室に戻った。

「亜子!どこいってたの?」

入るやいなや、駆け寄ってきてくれる理彩。

「ちょっと、保健室にいたの。心配かけてごめんね。」

理彩はそう亜子がいうと、安心したように笑った。

「よかった。今日は部活、出れそう?」

亜子はマネージャーだが、理彩はテニス部の華形エースなのだ。

理彩の言葉に保健室でのことを思い出してしまう。

先輩がすぐそばにいるのに蓮に触られて、恥ずかしいことをされて。

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