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twin★love

第8章 8★接近する距離

二人共いないとき、いつも亜子は蓮か晴の家に預けられていた。

「先月のときは確か晴君の家だったよな、ということは、次は松崎さん家にお願いする?」

「そうね、麗美ちゃんに言っておくわ。」

『ちょっ、ちょっと!今蓮ちゃん家にお泊りなんて、絶対にムリムリムリ!』

ご飯のあと頼んでくると言い始めた莉子。

「待って!お父さん、お母さん。あたし、もう高校二年生だよ?一人で平気だから、お留守番してるよ!」

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