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twin★love

第8章 8★接近する距離

『もう、やだよ…誰か助けて…』

亜子の目からは涙はまた溢れてくる。

それを拭うと亜子は立ち上がり、よろよろと歩き始めた。

もう部活に出る気力がなかった。

携帯を見ると理彩と先輩から心配するメールが届いていた。

『先輩、理彩ちゃん、ごめんなさい…』

二人に心配をかけたくなかった。

そして明日からは莉子と亜貴は出張に行ってしまう。

一週間、松崎家にお世話にならなければならない。

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