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「先生、食べちゃっても良い?」

第11章 教室




意味深な事を言って、私を椅子に座らせる彼女。


私はされるがまま、両手を背中側で拘束されたまま椅子に座ると、山田さんの言葉に呆然としながら質問する。







「どういう事……? この手錠は何なの!? 山田さん!」


「先生ってばお人好しそうだから教えてあげますね。私、実はバイなんです。それで……葉月先生の事が好きだから、ずっとSEXしたいって思ってたの。その事を曽根崎キョウに相談したら、したいならやっちゃえばって」



「そんな……曽根崎君が……?」



「私知ってましたよ? 葉月先生がキョウと付き合ってる事。だって私達、セフレですから」






続けて山田さんの言葉を聞いた途端、頭を何かで殴られた様に衝撃を受けた気がした。




山田さんとキョウ君がセフレ……? いつから? じゃあ私……ずっと二股かけられていたの? 日向先生が話していた事は本当だったんだ。




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