「先生、食べちゃっても良い?」
第14章 キッチン
それから十分ぐらいは経っただろうか。
料理に集中し過ぎて、キョウ君の存在を忘れてしまっていた。
その事に気づいたのは、後ろから突然首に両腕を回して抱きしめられたから……同時にお尻に何か硬いモノが当たっている事にも気づいて、途端に恥ずかしくなった。
「……っ、キョウくん……?」
料理する手を止め、恐る恐る尋ねると、更にお尻の形を変える様強くぐりぐりと押し付けられたり、股の間をすりすりと擦り付けれ。それが、生身になったキョウ君のモノだと若干強引に思い知らされる。
たかと思うと、耳元で返事が聞こえてきて。
「……ゴメン、勃っちゃった」
「キョウくん!?」
「料理してる先生可愛いから、つい興奮しちゃった」
しちゃったって……可愛らしく言うけど、している事はぜんぜん可愛らしい物じゃない。
腰を後ろの方へぐっと引かれ、お尻を突き出すような格好にさせられると、腰までスカートを捲られる。
そして肉棒の先で下着の上から膣口をツンツンとつつかれると、私は身をよじりながら熱い息を漏らした。