「先生、食べちゃっても良い?」
第4章 保健室
結局最後までイライラしたまま授業を終えて、職員室に戻った。
今から昼休みだし、こういう気分が優れない時は……やけ食いに限る!!
机の上に非常用でとって置いたお菓子や昼食のパンを山盛り置いて食べ始めると、周りの男性教諭から
「は、葉月先生は体食感の持ち主だったんですか……」
と引き気味に言われたけど、パンを頬張りながら
「先生も食べます?」
と尋ねてみた。
まあ、断られたけど当たり前か……。
そのままもぐもぐと食べながら、ふとスーツのポケットにいれていた携帯を見る。
……あれ? メール来てる。
誰だろ……?
受信者名は……。
って、曽根崎君!!?
何で!? どういう事!? 何で私の携帯に曽根崎君のアドレスが登録されるの!?
もしかして、曽根崎君の仕業……?
あいつめ……というか、内容は……
『保健室で一昨日の続きしたい』
て……ストレート過ぎるだろぉぉぉ!!?