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きみじゃなきゃだめなの

第5章 あいらぶゆーあいにーじゅー

「今更何を話すって言うのさ、特別なことなんかなにもないよ」

「特別じゃなくてもエミリーが毎日どうな風にすごしてるのかでいいんだ、
君の事が知りたいんだから」

どうって言われたってねぇ

義理の兄とファックしてますともいうわけにはいかないし。

今更、
ほんとに今更なにを話すつもりなんだか。

「じゃあ、こうしよう、私の話を聞いてくれないか?ごはんはごちそうしよう」

へらりと笑ってウインクして
あーもう仕方ないなぁ

山になってる中から選んだリンゴは
赤くっていたんでなくてジューシーそうなの
エプロンでこすってワックスを落としたらきれいにぴかりと光った。

よしわたしの見る目バツグンだぞ

「あと30分で上がるからさ、おいしい店考えといてよ」

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