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きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

「くっそ…すっげー心臓いてぇ…なんだよエミリーだぞ、
妹の…落ち着け…くそ…」

わたしの上からどいて壁に向かってブツブツ言い出した。

男の人ってこういうときすっごいチキンだよね。

「落ち着かなくっていいってば!早くファックしようよ!」

「ああ!女の子がファックなんていうんじゃねぇ!」

っていつもどおりの会話に二人で笑って、
ちょっと落ち着いた。

「もう早くしてよ、わたしはずっと君としたかったんだよ」

「俺だってお前のことずっと可愛い天使だって思ってた。悪魔だったけど」

…まださっきのこと根に持ってる。

そんな緊張しなくっていいよ、わたしも
バージンじゃないしってなんとなく言ったら、
俺の知らない間にどこの男と!
今から殺しに行ってやるから教えろ!
って号泣しながらつかみかかられたからね…

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