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きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

だからずっとわたしは子供じゃないよって言ってたのに。

それに君が鈍感すぎるのがいけないんだぞ

わたしの気持ちにもずっと気づかなかったんだもん。


改めて見つめ合って、
うん。って頷いて。

お風呂上りに巻いてたバスタオルに手がかかる。

長くってごつごつした指が合わせ目をそっと開いて、
あ、やっぱすごい恥ずかしいかも…!

「おいここまで来て隠すなって」

「うん分かってるけどね、条件反射っていうか…」

はだけられたバスタオルをかき集めるみたいにして胸を隠して、
膝をすり合わせて、ここまで来てって分かるけど。

だけど今からウィルとするんだよ、
恥ずかしいよね。

まだランチにも早い時間で
一緒に寝たこともあるいつもつかってるベッドで

ずっと大好きでしたかった人とするんだもん。

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