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きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

ぐっと体が開かれる感触。

痛みとか快感じゃなくって違和感って言うのが一番近いなって
いつも思うけど嫌いじゃない瞬間。

わたしが相手のものになって、
相手も自分のものにしてるみたいな。

「くっそ…お前あれか?チアで運動してるせいか?
すげー狭いわ…」

「あ、うんありがとう」

みんな褒めてくれるよ
っていいそうになったのは飲み込んで
よくわかんないけどお礼を言ってみる。

(前ヒースに言ったらすごく真剣な表情でやめとけ…ってさとされたからね)


じわじわを入ってくるのがわかる。
ホントは一気に入れたいんだろうな、
すっごい我慢してます!って表情だもん。

わたしの中に入ってきてるって事実がいやでも実感できてしまう。

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