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百鬼夜行左藤家黙示録

第13章 解き明かされる黒歴史


気が付けば私は例の雀荘近辺に来ていた
この辺りを義男が根城にしているのだから
なにか情報を聞き出せるだろう

「はーい!ちょっといいかな!」

さっそくきたか
と思ったら

「君学生かな?
こんなとこフラフラしてたらダメでしょ?」

どうやら警察官のようだ

「はい!持ち物見せて!」

どうやら職務質問のようだ
すると少し離れた位置にいた中年の男が
私と警察官のやり取りを見て
ビルに入っていった

私も早く帰宅すると上手くあしらい
中年の男の後を追う

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