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そして新学期が始まった

あれから義明と会わなかったものの
なんと始業式に顔を出している

もしかして仕事を始めた事によって
心身共に急成長を遂げたのではないだろうか

中学生でアルバイトなんて言うと
真面目な人からみたら
ちょっとした不良なイメージがあるが

今までの義明からすれば段違いに健全だし
むしろ社会へ一足早く仲間入りしたというは
少し羨ましくも思えた

式も終わり教室に戻り
私はすぐさま義明の席に向かった

義明が登校する意外性からか
数人の生徒が義明の席を囲んでいるようだ

すると何故か私はデジャヴを感じた