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百鬼夜行左藤家黙示録

第3章 都内進出の日


昔から捕まっても反省するのは長くて5分
3歩歩けば再び万引き犯としての威厳と品格を取り戻すのであった

おそらくこの年でこんな逸材は
10000人に1人いないくらいだろう
別に誉めてるわけじゃないが

常人が義明の境地にたどり着くには
並大抵の努力ではかなわないのだ
別になりたい奴もいないのだろうが

そんな義明は中学生になり
今の自分に疑問が生まれ
日々葛藤していた

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