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百鬼夜行左藤家黙示録

第6章 暴走果てしなく


どこへ行くのかと思えば
やはりパチンコ屋であった

「いっちょやったるかああ!」

すると驚くべき事に
他人が遊技している台
つまり玉はあるが人がいない台で
普通に打ち始めた

おおよそ悪の形容詞の全てがあてはまる
義男にはこのくらい動作もないが
金も無いのにパチンコが打てるの輩は
なかなかいないだろう

そしてその予備軍
いや父親すら超えるであろう
潜在能力を秘めた義明は
しっかりとその悪事を
目に焼き付けた

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