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Sparkling!

第8章 朱(あか)に碧(みどり)をまぜたなら



相葉side


もー、酷いよ、にの。


なんでりーだーなんだよ!?



と、とぼとぼ歩き始めた時、


背後から誰かが肩に手を置いてくる。



櫻「相葉くん。飲もうか、今夜は?」


「翔ちゃん…。」



瞬間的に、りーだーの言葉が頭を過る。



―回想中―



大「あ、そうだ!相葉ちゃん、何なら翔ちゃんとお泊まりしたら?」


二「始めちゃうんじゃありません?」


大「じゃあ、どっちがどうなるの?」


二「そりゃあ、翔さんが相葉さんを…。」


大「あ、でも、相葉ちゃんが翔ちゃんを、ってのも意外性があっていいんじゃない?」


二「なるようになりますって。」


大「そうだね?」



―回想終わり。





「……。」


櫻「相葉くん?」


「いや、俺は…。」



眉根をよせる翔ちゃん。


櫻「大丈夫だよ?さっきも言ったけど、俺は智くんしか眼中にないから。」



…いや、それもある意味怖いよ、翔ちゃん。



二『そりゃあ、翔さんが相葉さんを…。』



翔ちゃんの顔をじーっ、と見つめる。



『翔さんが相葉さんを…』



………………………。



ヤバいよヤバいよヤバいよ!!



にのの言葉が頭から離れないよ。



翔ちゃん、ホントはぐでんぐでんに酔わせて俺のこと…。(もはや櫻井さんを見境なしのケダモノ扱い。)

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