Sparkling!
第8章 朱(あか)に碧(みどり)をまぜたなら
櫻井side
なっ、なんだよ?人をケダモノみたいに。
俺が智くん以外のやつ、相手にするわけないじゃん!?(ある意味怖い)
でも、相葉くんも男だし…。(あなたもです。)
―回想中―
大「あ、でも、相葉ちゃんが翔ちゃんを、ってのも意外性があっていいんじゃない?」
二「なるようになりますって。」
大「そうだね?」
…回想終わり。
大『あ、でも、相葉ちゃんが翔ちゃんを、ってのも意外性があっていいんじゃない?』
「……。」
『相葉ちゃんが翔ちゃんを…』
もしかして智くん、俺が相葉くんに掘られるのを望んでる?
相「な、何?翔ちゃん。怖い顔して?」
ま、まさか、にのともう…。
相「翔ちゃん、大丈夫?顔色悪いよ?」
「ごめん。やっぱ、帰る。」
ふらふらと歩き出す。
「いてっ!!」
足元にあった段ボール箱に足をぶつける。
相「ちょっと、翔ちゃん、ホントに大丈夫?」
相葉くんに肩を借りて歩き出す。
相「もー、そんなんで一人で帰れんの?」
もし、そうだったら…、
相「送って行こうか?」
…生きていけない。(←重いわ。)