Sparkling!
第9章 ヤキモチ
松本side
相「もう、めっちゃ嬉しい〜!ね、ね、潤、見て見て?」
番組で、りーだーからバースデープレゼントにジーパンをもらった雅紀。
相「特に後ろのポケットいいよねえ〜。気に入っちゃった♪」
そう?俺はジーパンの中身の方が気に入ってるけど?(こらこら!)
相「デートに穿いていこっかな♪」
冗談だろ?前にも後ろにもりーだーがいるんだよ?
相「ちょっと、潤、さっきから何?コワイ顔して?」
「えっ?あ、い、いいんじゃない?」
相「ホントに?」
…全然良くないけど…。
マジでデートに穿いてくんなよ?
りーだーに監視されながらデートしてるみたいだからさ?
相「あ!!潤からもらったネックレスも、ちゃんとつけてくるから。」
「も」って何だよ!?「も」って?
相「ちょっと、何、潤?そんな怖い顔してたらイケメン台無しじゃん?」
不意に雅紀の手が目の前に伸びてきた、と思ったら、
俺の唇に雅紀がキスしてきた。
相「全く、何ヤキモチ焼いてんの?機嫌直しな、って?」
「べ、別に妬いてなんか…。」
な、何だよ、雅紀のやつ、
不意打ちかましやがって…。(でも、ちょっと嬉しい松本さん。)