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Sparkling!

第9章 ヤキモチ



松本side


「にのはさあ、りーだーが雅紀にプレゼントあげてるの見てどう思った?」


二「どうとは?」



ゲーム機から目を離さずに口を開くにの。



「だから、恋人が他のヤツに自分の目の前でプレゼント渡してるの見て?」


二「いや、別に?仕事でしょ?」


「割り切れんの?」


二「いや、だって、あの人がそんな気の利いたことするのって、大概仕事だし。」


「確かに…。」


二「それに俺、まだ、あの人と恋人関係じゃないですから。」


「えっ!?マジで!!」



よく我慢してるな?りーだー。



二「で、今度は翔さんのプレゼントを作る企画がある、とかでまた、ロケに行くらしいですけど?」



大丈夫かな?こんなお預け食らった状態で仕事してて?


そのうち、翔さんとかとデキちゃうんじゃない?



二「俺としてはそれがもとで翔さんとデキちゃっても仕方ないかな?と思ってますけど?」



もしかして、りーだー、にのと冷戦中?



二「少なくとも、あの人が紛失した俺の大事なゲームソフトをどうにかするまではダメですね?」





なるほど。それはダメだわ。


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