Sparkling!
第9章 ヤキモチ
大野side
おいらにとってとるに足りないことだ、って思ってたのに、
こんなに喜んでもらえてたなんて、
しかも、
よりによってにのに。
二「な、何なんですか?離れて下さい!」
「やだっ!!」
二「やだ、って…。もー、ユーカリの木にしがみつくコアラですか、あなたは?」
「じゃ、にの、ユーカリの木になって?」
二「何訳の分かんないこと言ってるんです?」
「だって、離れたくないんだもん。」
二「いい年したオジサンがだもん、って…。」
「いいじゃん?別に…。」
二「でも、許した訳じゃありませんけどね?」
「そーなの?」
にのから離れ、正面に回る。
二「言ったでしょ?あのソフト、レア物で我々ゲーマーの間では伝説の代物なんですよ?」
でも、おいら、酔っ払っててほっんとーに覚えてないんだよ〜(汗)
二「もし、見つかったら一緒に寝てあげてもいいですよ?」
「えええっ!!」
て、ことはおいらたちとうとう…。
二「大野さん、俺の話ちゃんと聞いてます?」
はっ!?おいらとしたことが、嬉しくてつい。
二「添い寝してあげるだけなのに何ニヤついているんです?」
へっ?添い寝…?
一緒のお布団に入って、×××するんじゃないの?