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Sparkling!

第9章 ヤキモチ



櫻井side


今日は珍しくにのの機嫌が目に見えていいのは気のせい?



二「ついでだからコーヒー煎れてあげますよ。」



なんて言いながら、


ゲームするにのの隣でうとうとしている智くんにコーヒー持っていったり、



二「今日の晩めし俺作りますけど、何か食べたいものあります?」



とか、まるで、夫婦じゃん。



二「翔さん、どうしました?」



にのにぺったりくっついて、熱い熱い、って言いながらコーヒーを啜る智くんと、


その智くんを邪険に扱うことなくいつものようにゲームに没頭していたにの。



「いや、仲良しだなあ、と思って。」


大「へへっ♪でしょ?」

二「だって、コアラにはユーカリの木が必要でしょ?」


「ああ…。」(←なんとなく納得した。)


大「そ!おいらにとってにのはユーカリの木そのものなの。」


二「俺、思ったんだけど、登るだけなら別にユーカリじゃなくてもよくないですか?」


大「おいらはダメなの!!」


「コアラの好物、ユーカリの葉っぱだしね?」
(←もはやコアラ=大野)



これは、仲直りした、というよりかは、


一歩前進って感じじゃね?


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