Sparkling!
第11章 甘くて、酸っぱい時間。
二宮side
でも、どうにも我慢できなくなって、
イきそうになると、俺の体を抱きしめてキスをしてくるんだ…。
それが嬉しくて、いとおしくて、
とびきり甘くて深いキスをしてやる。
すると、あの綺麗な顔で、
俺の好きな笑顔で
キスを返してくれる。
松「愛してるよ、かず。」
って甘く囁きながら。
でも、その日は少し違った。
いつもは余韻を味わうように、
背中から抱きしめられながら息を整え、落ち着いてから潤にバスルームに連れていってもらうんだけど、
何故かずっと背中から抱きしめたままベッドでじっとしてて、
ぽつり、と一言。
松「やっぱ、お仕置きだな?」
えっ?
と、思う間もなく俺の体の向きを変え、
潤と向かい合わせの体勢に。
松「かず。」
「は、はい?」
徐に体を起こすと、潤は、俺の体を膝の上に乗せた。
松「足、開いて?かず。」
「えっ?」
松「俺のモノを自分で挿れて?」
俺が躊躇っていると、
俺の耳たぶを赤くふっくらした唇で挟み込んだあと、
ぺろり、と舐めた。
「ひやっ!」
松「早くしないと解放してあげないよ?」
でも、それはそれで…。