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Sparkling!

第12章 好きって言葉が言えなくて。



松本side


大「松潤、なんで襲っちゃわなかったの?」



耳打ちする大野さん。



「なんでだろね?」



出来ないこともなかったんだろうけど、


何だか違うような気がして…



大「もしかして、そういうフェチなの?」


「にのの隣でウトウトしてるりーだーもなかなか可愛いよ?」


二「オジサンなのに?」

大「みんな、オジサンじゃん?」


相「ね、ね、松潤、俺は?」


二「オジサンだから可愛くないそうですよ?」


相「え〜!」


「そう言えば、よだれ垂らして、何か寝言言ってたよ?」


二「ほらね?」


相「あ、翔ちゃ〜ん、みんながいじめる〜。」



翔さんに纏わりつく相葉さん。



櫻「よしよし。」


二「翔さん、潤くんと何もなかったんですって?」


大好きなアイスラテを口に含んだとたん、


マーライオンの如く噴き出す翔さん。



櫻「な、な、な、何で?」


二「俺、やっぱ撫で肩が原因だと思うんですよね?」(←だから何で?)


大「ヘタレなとこじゃなくて?」(←もはやボロクソ)



ぶつぶつ言いながらティッシュであちこち拭きまくっている翔さんにハンカチを渡す。



櫻「お、さんきゅ♪」



…ふりして、



相「えっ?」


二「ウソ…。」


大「マ、マジで?」



翔さんにキス、しちゃった、俺。



まだ、好き、って言えてないけどね?





―おしまい。


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