Sparkling!
第12章 好きって言葉が言えなくて。
松本side
櫻「ん!めちゃウマ!」
リスのように口いっぱいに頬張って無邪気に振る舞う翔さん。
「良かった…。」
さっきのニュースを見て、翔さんが呟いた言葉…。
『信じられねぇよ…』
単に刺した刺された、というだけのことを言ってるんじゃないんだ、と、
後で教えてくれた。
その言葉だけで、翔さんがキャスターという仕事に真剣に向き合ってんだな、ということが分かる。
で、熱く語りすぎて、お酒が入りすぎて、
ついには寝息をたて始める。
寝顔、可愛い…。
薄めの毛布をかけて、その可愛すぎる寝顔を、
しばらく眺めてた。
仕事に熱い翔さん。
でも、子供のように無防備な1面も持ってる。
多分、どっちもホントの翔さんなんだよね?
どちらかが欠けたら『櫻井翔』じゃなくなるんだ、
きっと。
相「エエッ!?酔い潰れて…」
大「翔ちゃん寝ちゃったの?」
二「潤くん、チャンスだったんじゃ?」
「ふふっ。そうだね?」
相「チューぐらい出来たじゃん?」
大「そうだよねぇ?」
二「我々の中では1、2を争う変態2人(相葉&松本)の家に泊まっておきながらなーんにもなかった翔さんて…。」
大「魅力ないんかな?」
二「まあ、肩、撫でってますけど?」(←関係アリ?)