Sparkling!
第13章 僕らのカタチ。
大野side
遅いなあ、翔ちゃん…。
月曜日の夜。
遅いのはいつものことなんだけど、
今日はどうゆう訳か落ち着かなくて…。
クッションを抱きしめ、ソファーの上でごろりと横になったり、
何となくテレビを見てたり。
………。
「あ、そうだ!!」
二「で、俺んちに来たんですか?」
「うん♪」
二「別にいいですけど、帰ってきたら驚きますよ?」
「平気。メールしてあるから。」
二「そうですか。」
「相葉ちゃんは?今日は遅いの?」
二「なんでも、ロケに行ってて遅くなるらしいですよ?」
「ふーん。…やっぱり寂しい?」
二「まあ…いないよりは…。」
「だよね…。」
しんみり話していると、
玄関のドアが勢いよく開いて、
少し、アルコールが入って、上機嫌な相葉ちゃんが帰ってきた。
しかも…。
相「ニノミー、ただいまあ〜♪はい、おみやげの翔ちゃ〜ん。」
えっ!?
櫻「ニノミー、おっ邪魔しまあ〜す♪」
同じく、酔っぱらって超ご機嫌な…
翔ちゃんと。
驚きのあまり、動けないでいる僕を見かねて、
にのが無言で2人の側へ歩み寄り、2人の襟首を掴むと、
2人を寝室に放り込み、ドアを勢いよく閉めた。