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Sparkling!

第13章 僕らのカタチ。



二宮side



相「いったぁい、にの、何す…」


「ちょっと黙っててもらえます?まず、翔さんに話があるんで?」


櫻「俺に?」


「まずはスマホ出してメールのチェックしてもらえます?」


櫻「メール?」


「さっさとする!」


櫻「は、はい!!」



すると、酔いで真っ赤だった顔が見る間に青ざめる。



二「この人と飲んでくる、って話は大野さん、知ってるんですか?」


櫻「言ってない…。」



ただでさえ撫でっているのに、さらに肩を落とす翔さん。



相「にの、俺が悪いんだ。俺が急に誘ったから、だから…。」


「言わなくても分かってます!でも、大野さん、俺んちに行く、ってちゃんとメールしてるでしょ?」


櫻「そうだね…。」


「今日のところはこのまま大野さんと帰ってください。いいですね?」


櫻「分かった、そうする。迷惑かけてごめん、にの。」


「謝る相手が違いますよ?」


相「にの、悪いのは俺だ!だから、翔ちゃんを許してあげて!!」


「心配しなくてもあなたのことは、翔さんたちが帰った後にたーーーっぷり絞ってあげますよ?」


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