Sparkling!
第13章 僕らのカタチ。
櫻井side
「智くん、にのと何話してたの?随分、楽しそうだったけど?」
大「だって、こそばゆくてつい…。」
えへへっ、と舌を出す智くん。
ああもう!!いちいち俺のはーと鷲掴みなんですけど?
自然と、智くんを抱きしめる腕に力が入ってしまう俺。
大「あ!そう言えばちょっとおかんむりだった。」
「そうなの?」
大「うん。にのの考えたデートプランに翔ちゃんが文句言ってた、って。」
「…すみません。」
大「結果的に楽しかったからいいよ?って言ったんだけど…。」
「ごめん、智くん。」
大「だから、もういいよ?」
「そうじゃなくて、俺から言い出したくせに反故にしちゃって。」
大「だから、いいってば。」
しゅんとする俺を宥めるかのように、
智くんが優しくキスしてくれた。
「そう言えば相葉くんがにのの誕生日にサプライズしたいらしいよ?」
大「でも、にの、外に出たがらないじゃん?」
「そこなんだよね?」
うーん、と言いながら、小首を傾げて考え込む智くんの可愛さったら…
ダメだ、我慢できないっ!!
大「もー、翔ちゃん、苦しいってばあ!!」(←そして抱きつぶすエロ旦那。)