Sparkling!
第13章 僕らのカタチ。
大野side
「いいことしたあとは気持ちいいよね?」
新聞を読んで寛ぐ翔ちゃんに話しかける。
「にの、喜んでくれるといいなあ。」
櫻「大丈夫っしょ?」
「にしても、相葉ちゃん可愛かったね?」
新聞から一瞬目を離して遠い目をする翔ちゃん。
櫻「そうだね…。」
「………。」
櫻「な、何?智くん?」
「…やらしい顔になってる。」
「ご、ごめん!つい…。」
オタオタする翔ちゃん、
可愛い♪
櫻「な、何が面白いのかな?智くん?」
「僕もしてみよっかな?女装。」
櫻「えええっ〜!!」
「でも、翔ちゃんの女装も見たいかも♪」
櫻「いやっ、智くんのほうが断然可愛いって!」
「だから、顔がイヤらしい、ってば!」
櫻「だ、だ、だ、だって、智くんがっ…!」
「女装した翔ちゃんとデート、っていうのも悪くないよね?」
櫻「えっ?お、俺?」
「ダメ?」
櫻「…それじゃ、押し倒せない…。」
「何か言った?」
櫻「いえ…」
聞こえてたけど…。
でも、たまには僕が翔ちゃん押し倒してもいいよね?
えっ?またなし崩しのまま…
まさかの、おしまい。