Sparkling!
第14章 カズナリとマサミ
二宮side
大「にの。プレゼントがあるから、今日、仕事すんだらハチ公前に行って?」
松「気に入らなかったら俺もらうからさ?」
櫻「にの…ファイト。」
メンバーから謎の応援(?)を受け、
言われた通りハチ公前に行くと、
女子高生の制服に身を包み、大きく息を吐く相葉さんの姿が。
その姿にしばらく呆然としていると、
エロい目で見てくるオッサンから身を隠すように、少しづつ場所を変えながら、
超短いスカートの裾を恥ずかしそうに握りしめ、辺りをキョロキョロ見回していた。
その姿のあまりの可愛さに、
俺は相葉さんこと、
『マサミちゃん』
と呼んでいた。
驚いたように俺のことを見ていたけど、
自分を姫扱いする俺に赤面しまくる相葉さん。
その一つ一つがツボで、
気づいたら、
俺のほうが『相葉マサミちゃん』の虜になってしまっていて、
俺の「食べたい」発言に相葉さんも、
蕩けそうなぐらい色っぽい目して、
俺のことを「欲しい…」って言うもんだから、
俺の理性は、
完全に崩壊してしまった。