Sparkling!
第14章 カズナリとマサミ
相葉side
にの異常なまでに冷たい指先が俺の蕾に触れる。
今までに感じたことのない感覚にゾクゾクする。
不意に、にのが俺の顔を覗き込んできて、「緊張してる?」と声をかけてきた。
頷く俺ににのが髪を撫でながら笑いかけてきて、
おでこにチュッとキスしてくれた。
二「全て俺に任せて。初めは痛いけど、すぐに気持ちよくなりますから。」
「んあっ…」
その言葉が終わると同時に感じた異物感。
二「マサミちゃん、力抜いて?」
「力、抜くって…どう…あっ。」
にのは、大きく息を吐くと、
今度は少し乱暴に俺の唇を奪った。
でも、乱暴なのははじめだけで、
優しく舌を絡めてくるにのに、
頭の中も体も程よく解れていくのが分かった。
二「マサミちゃん、ホントは初めてじゃないんじゃない?」
「な、何で?」
二「何だかんだで俺の指、2本も咥え込んでますよ?」
「えっ!?ウソ!!」
二「ウソじゃありませんよ?ほら。」
不敵に笑うとにのは、
それぞれの指先で違う箇所をするり、と撫でた。
「うあっ…。」
そのうちの1本が触れた場所が、俺の体を大きく仰け反らせた。