Sparkling!
第15章 二宮病院物語。
大野side
キレイにお化粧をして、可愛くなった(?)翔ちゃんの唇にキスした。
そうでなくても色っぽい翔ちゃんの唇。
いつもより緊張しちゃって、
ちょっと触れただけで離れちゃった。
でも、ホントに可愛いなあ(ホンマか?)
ちょっと触ってみてもいいかな?
指先でぷにぷに押してみると、翔ちゃんが少し首を傾げながら顔をしかめた。
フフっ。やっぱ可愛いや。
…て、いつまでもこんなことして遊んでる場合じゃないや。
『あなたがいつも翔さんにされていることをすればいい。』
って、にのに言われたけど、
いつもされてること…?
・・・・・
翔ちゃんの手を引いて、部屋の角にあるベッドの側まで連れていく。
「座って?」
櫻「う、うん…。」
緊張している様子の翔ちゃん、
多分、何をしようとしているのが分かっているんだろう、
顔が少し赤い。
「翔ちゃん、いい?」
翔ちゃんも緊張しているみたいでコクコクと2度頷いた。
「ありがと、翔ちゃん。」
そう言いながら翔ちゃんの体を抱きしめ、
翔ちゃんの可愛い唇に何度もキスをした。
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