Sparkling!
第16章 続・二宮病院物語。
櫻井side
大「ね、いいよね?翔ちゃん。」
立場変わっちゃうと、
やっぱり主導権も向こうに行くんだな、と、
にのと相葉くん見てたら何となくそうなのかな?って思ってたけど、
ホントにそう。
智くんがお願いしてきたことはできうる限りしてあげたい、って、思ってしまう。
「じゃあ…どう…する?」
うわあーっ!!な、なんつー質問してんだ?
もー、顔があっつい!
今の俺、多分、耳まで真っ赤だ。
大「じゃあ、このまま横になって?」
あ…フツウ、なのね?
「う、うん。」
が、俺の足を持ち上げ、左右に広げる智くん。
えっえっ?ヤ、ヤバイ、丸見えじゃね?
と、スカートを抑え咄嗟に隠してしまう、俺。
大「もう、翔ちゃん、隠すと逆にイヤらしく見えるから♪」
と、若干嬉しそうな(?)智くん。
大「はい、手、どけるね?」
俺の両手を掴むと、
その、キレイな指先を絡めてきて、
顔の両脇に置いた。
大「緊張してる?」
「う、うん。」
大「ふふっ。手汗がスゴい。」
「ゴメン。」
大「2人で気持ちよくなろうね?」
えっ?
この言葉、どっかで…?