テキストサイズ

Sparkling!

第16章 続・二宮病院物語。



大野side


翔ちゃん、覚えてるかな?


ハジメテの時、緊張している僕に翔ちゃんが言ってくれた言葉。



櫻「智くん、2人で気持ちよくなろ?」



そう言って笑って、キスしてくれた翔ちゃん。



ちょっと痛かったけど、


翔ちゃんのこの言葉でウソみたいに痛みなんて感じなくなって、


ただ、大好きな翔ちゃんとこの時間を共有出来たことが嬉しかったんだ。



櫻「智くん…?」



僕の腕にしがみつくように袖をぎゅっと掴んで、


真っ赤な顔で見つめてくる翔ちゃん。



「痛かったらゴメンね?」


櫻「うん…」



翔ちゃんのナカにゆっくり腰を沈めてゆく。



櫻「あっ…さ、さと…し…!」



翔ちゃんが苦し気に仰け反る。



それはそうだろう。



ナカの締め付け感が強過ぎて、ヘタしたら僕の方が早くイキそうだもん。



「しょ…翔ちゃん、締め…すぎ…。」


櫻「ゴ、ゴメっ…!わ…分かんな…あっ」



ただ、強引に行くのもアレかな?と思って、


少し引いたりしながら、翔ちゃんのナカに埋め込んでゆく。



さっきまでスゴい苦しそうだった翔ちゃんの呼吸がウソのように落ち着いてきて、


熱っぽい目で見上げながらこう言った。





櫻「智くん。動いて…いいよ?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ