Sparkling!
第17章 ボクらの日常。
櫻井side
で、次の日、
朝早くから仕事だと言っていたにも関わらず、
智くんはきちんと朝食の用意までしてくれていた。
俺、冗談抜きで、智くん無しじゃ生きていけないかも、
なんて、考えながら、
午後からの仕事に備えた。
相「も〜、いい奥さんじゃん?誰かさんに爪のアカ飲ませてやりたいよ。」
「相葉くん、聞こえるから!」
相「いいよぉ、聞こえたって?」
すると、定位置でゲームに没頭していたはずのにのが相葉くんの背後に立った。
二「誰に誰の爪のアカを飲ませたい、ですって?」
相「あっ!?に、二宮さん。すいません。」
さっき、聞こえてもいい、って言ってたけど?
二「俺も、アナタに翔さんの爪のアカ、今、ここで飲ませてやりたいですけどね?」
相「いや、だから、冗談、冗談だって!?」
二「ほら、アナタからも翔さんにお願いしなさいよ?」
相「いやっ!!ホント、勘弁してください、二宮さん。」
大「どうしたの?」
相「あっ!!りーだー助けて!!にのが苛める〜。」
二「人聞きの悪い!アナタが先に言ってきたんでしょ?」
わあわあ騒がしい2人から離れるように智くんが俺の手を引いて楽屋の隅へ移動する。
大「翔ちゃん、今晩、何食べたい?」
「そうだなあ…」
辺りをキョロキョロ見回し、智くんに耳打ちした。
「智くん、かな?」
おしまい。