Sparkling!
第18章 好きって言葉が言えなくて・その後。①
櫻井side
俺と潤は、
あれから二人でご飯を食べに行ったり、
互いの部屋を行き来したりはするものの、
その日のうちには自分の部屋へ帰り、
特に何の進展もなかった。
男同士だから、
急にどうにかなるのも何だかなあ、と、他のメンバーの前で溢していると、
相「勢いが大事だと思うよ?」
二「そう思ってんなら、翔さんが潤くん押し倒したらいいじゃないですか?」
「お、押し倒す?」
押し倒して…
で、どーすんだ?
大「チューから先のことするんでしょ?」
そうなんだろうけど…?
二「翔さん、まさか…。」
相「経験なかったりして♪」
「う、うるさい!!」
二「図星ですか?」
図星もなにも、男同士でそんなこと頻繁に経験してたら逆にヤバいだろ?
大「いい機会だから、松潤に手取り足取り腰取り教えてもらったら?」
二「なるほど、手取り足取り腰取り、ですか?」
大「新しいフリの練習する体で、何となくそっちに持ってく、とか?」
相「て、ことは、りーだーやったことあんの?」
大「いや…まだないけど…」(↑するつもりだった)