Sparkling!
第20章 ふわふわさとし
二宮side
大「にの、今誰と行くって?」
「はい。翔さんです。」
大「…どういうこと?」
「何でも番組のスタッフにハンバーグの旨い店、教えてもらった、とか言って。」
大「ふーん…」
だんだん怖い顔になってきてますけど?
大「2人っきりで、って翔ちゃんが?」
「はい。」
…何か俺、この人の取り調べ受けてるみたい。
大「にのは行くの?」
「絶品ハンバーグが食える、ってんですから行きますよ?」
大「誘ったのが翔ちゃんじゃなくても?」
「もちろんです。」
大「…翔ちゃんに誘惑されたらどうするの?」
「俺、メンバー全員、対象外ですからね?アナタを含めて?」
大「相葉ちゃんも?」
「その日の気分にもよりますね?」(←これでも付き合ってるつもり)
腕を組んで何かを考え込む大野さん。
大「ね、僕も行っちゃだめ?」
「翔さんの監視ですか?」
大「そ!!監視するの!!」
翔さんはアナタを野放しにしてるのに?
「お好きなように…。」
と、強引に押しきられる形で連れて行ったはいいけど、
ナゼか翔さんに俺が滅茶苦茶怒られて、
「智くんのことで相談があったのに…」
と、ぶつぶつ言われてしまった。
そんならそう言え、ってーの!!
なんにも知らないでアナタの大好きな智に思わせ振りなこと言っちゃったじゃないの?
責任もって捕まえといて下さいよ
―おしまい―