Sparkling!
第21章 後遺症
櫻井side
鳩が豆鉄砲喰らったような顔でまばたきを繰り返す松潤。
「ち、違うの?」
松「初耳なんですけど?」
くっそー、相葉くんめ
いつか掘ってやる!!(←笑)
あっ!!それはそうと…
「あのさ、松潤。」
松「え?は、はい。」
畏まった返事と共に背筋を正す松潤。
「さ、智くんとその…。」
松「…ごめんなさい!!」
まだ何も言ってないけど…?
松「お、俺ももう少し気を付けていたら、あ、あんなことには…。」
「…智くんとチューしちゃったことでしょ?」
松「えっ!?あっ…翔さん、知って…」
「智くんから聞いたんだ。」
松「りーだーから?」
「前の日にちょっとケンカしちゃってそれで智くん、イライラしてて…」
例によって、些細なことだったんだけどね?
「でも、仲直り出来たし。」
松「そう…。」
少し寂しそうに笑う松潤。
悔しいけど、
男の俺から見てもイケてんだよなあ…。
こういうところにグッと来んのかな?女子は?
ひょっとして智くん…も?
あ、でも、智くんは女の子じゃないから違うか?