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大野side



どうして？何で？



そんなことして、もし、松潤が出来て、翔ちゃんが出来なかったら…





「ね？にの、どうしても…なの？」



懇願するように、にのの体を揺する。



二「大野さん、俺に泣き脅しは通用しませんからね？」


相「にの、俺からもお願い！りーだー、泣きそうになってんじゃん!?」


二「潤くん、りーだーのこと、好きなんでしょ？翔さん、りーだーと別れたくないでしょ？」


櫻「う…」


松「ま、まあ、そ、それは…。」


二「何なら、俺がお２人に特訓付けて…」


「…僕がする。」


二「はい？」


相「りーだー？」


「僕が…出来るようにしてあげる!!」



すると、みんなの視線が一斉に僕に集まる。



何か、変なこと言った…？



二「あの…ちょっとよろしいですか？大野さん。」


咳払いするにの。



「な、何？」


二「この場合、どなたの特訓を付けるんですか？」


あ、そっか。



翔ちゃんに特訓付けるつもりで思わず…



「あ…じゃあ…。」






翔ちゃんだけに、ってのはフェアじゃないよね？