Sparkling!
第21章 後遺症
二宮side
櫻「ぜってー負けねぇ。」
松「悪いけど俺だって…。」
取り敢えず、やる気になってくれたのはありがたいんですけど、
俺にはどう見ても、
バク転が出来た喜び<大野さんと付き合える喜び
のように見えるんですけどね?
櫻「あっ!?」
松「おっ!?」
濃ゆい顔を綻ばせガッツポーズする潤くん。
と、
やっぱり撫で肩だったことを痛感させるほどにがっくり肩を落とす翔さん。
大「じゃあ、後で都合のいい時間教えて?」
松「分かった。」
潤くん、いい笑顔ですね?
それに比べ、この人は…
櫻「・・・・」
…放心してますよ。
相「翔ちゃん、元気出して?翔ちゃんの大好きなチーズケーキあげるからさ?」
と、目の前に差し出したチーズケーキをちら、と見ると、ボソッ、と一言。
櫻「…それ、俺のなんだけど?」
相「えっ?あっ、そうだっけ?ごめんごめん。」
相葉さん、アナタと言う人は
なんつー、しょうもないことを!
でも、アナタ方大事なこと忘れてません?
まだ、誰から練習始めるか、っていう、順番決めるためのじゃんけんしただけですからね?