Sparkling!
第21章 後遺症
相葉side
大「はあ…疲れた…。」
りーだーが、2人の練習に付き合い始めて僅か1週間。
疲労困憊のりーだーが、机に突っ伏して、
やがて、寝息を立てる姿を見て、
やっぱり、にのの制止を振り切ってでも、
りーだーをフォローしてあげればよかった、と、
少し後悔した。
…今からでも遅くないかな?
でも、今日は松潤の番、って言ってたから、
松潤、嫌がるかな?
大「手伝う?」
「うん。だって、あんな体格のいい2人相手じゃ大変でしょ?」
大「そう…なんだよね?時々体を支えてあげたりしないと危ないから。」
「じゃあ…」
大「一応、松潤に聞いてみるね?」
すると、快諾、とまではいかないが、
りーだーの負担が減るなら、と納得してもらえた。
大「そう!今みたいな感じ!」
と、2人で松潤の体を支えながら、りーだーが声を張り上げる。
大「やっぱり、にのと僕の思った通り。松潤、素質あるよ?」
松「マジで?」
「ね、りーだー、ところで翔ちゃんはどんな感じ?」
大「あ、え…と…それが…」
と、言葉を濁すりーだー。
さすがに、本人の言う「地面に叩きつけられたカエル」状態からは卒業できてる、って思いたかったけど…
大「翔ちゃん、思ってた以上に体が固くて…」