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第22章 「まーくん」



二宮side


相「あっ!!にの見っけ!!」



叫ぶと同時に抱きついてくる相葉さん。



相「も〜探しちゃったよ〜!」


「ちょっと、何なんですか!!アナタはベタベタとっ!!」


相「だって〜俺が目を離した隙にちっちゃくなっててたらやだもん。」



相葉さんの腕の中で、


これ見よがしに大きくため息をついた。



「知らない間にちっちゃくなってたのはアナタでしょ?」


相「でも、元に戻ったじゃん!?」



ほれ、この通り、と、


自慢気にぽん、と胸を叩いて見せた。



「そーゆーことじゃなくてですね?」



一生、このまんまだったらどうしよう?って、



ジィさんになるまで面倒見なきゃならないのかな?


とか、って考えるでしょ?





ずっと一緒にいるんだったら。



そんな俺の気持ち、考えたことあんの?アナタは?


相「もー、にの、そんなに見つめないでよぉ♪穴が空いちゃう♪」



はっ、と我に返り、相葉さんの腕を振り払う。



「な、何ならいっそのこと開けてあげましょうか?色んな意味で見通しが良くなるかも知れないし!!」


相「やっぱ、にのってば可愛い♪押し倒しちゃえ!!」(←なぜそうなる?)


「ちょっ!!みんなが見てるからっ!!」


相「ご無沙汰だし、いいじゃん?」


「ご無沙汰、って、1日だけでしょが?あーっ!!」(←えっ?)



―おしまい

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