Sparkling!
第23章 honeyすうぃーとな俺たち。(S × M )
二宮side
潤くんと櫻井センパイが一緒に住み始めて1ヶ月。
2人の時間を邪魔しちゃいけない、と思いながらも、
今日は大事な用事があって、思いきって、2人の愛の巣を訪ねてきていた。
「潤くんごめんね?用がすんだらすぐ帰るから?」
松「いいよ。ゆっくりしてきなよ。」
潤くんが出してくれたコーヒーを一口飲んだ。
「そう言えば今日、誰かお客さんでも来んの?」
2人しかいないハズの家なのに、
テーブルに並べられた3人分の食事。
松「あ、今日、実は…。」
潤くんが何かを言いかけた時、
バスルームのドアが開いた。
大「ああ〜さっぱりしたぁ♪」
は?
松「あ、ご飯、いつでも食べられますけど?」
大「あ、そう?じゃ、先、食べちゃおっかな?」
と、ここで俺の存在にやあーっと気づくオジサン。
「…何してんの?」
大「えっ!?カ、カズ、どうして?」
「どうして、じゃないでしょ?何してんのか聞いてんすけど?」
大「えーっと…」
そこへ、潤くんの彼氏の櫻井センパイが帰宅。
櫻「何々?今度のケンカの原因は何なの?」
松「いつもと同じだよ?スマホ、充電してなくて連絡つかなかったんだって。それより、この煮転がし食べてみてよ。」
と、ケンカする俺たちの側でご飯を食べ始めた新婚さん。
俺たちにも、こんな鬼甘〜い一時って来んのかな?
「honeyすうぃーとな俺たち」
end.