Sparkling!
第23章 honeyすうぃーとな俺たち。(S × M )
櫻井side
遊んでいるのか、真剣なのか分からない状況の中で、
智くんたちが俄に揉め始めたさ中、
潤が、驚くべき提案をしてきた。
松「してるフリすれば…」
フリ?俺はヤだ!
松「だって、相手は酔ってるし、分かんないよ?」
そういう問題じゃないんだよ!?
俺は潤とイチャイチャしたいんだよ!!
松「それで納得して帰ってくれるかもしれないし…ね?」
し、しようがねえな。他ならぬ潤の頼みとあらば…
二人きりの時間が待ってると思えば…。
潤の肩を掴み、こちらに向かせる。
心なしか顔の赤い潤の顎を持ち上げ、3人から見えない角度から顔を近づけていく。
あと、数センチ、ってところで、
3人のうちの唯一のシラフ、二宮くんが俺らの横に来て、座った。
二「どーしました?後少しですよ?」
ど、どうしよ…
その時だった。
潤の両腕ががっちりと俺の首回りに巻き付けられ、
チュ、という音とともに潤の唇が俺の唇に触れていた。
えっ…?
えっ…?
いっ、今、チュ、って…
松「フフッ。残念。誤魔化しきれなかったね?」
イヤ…それはそれで結果的によかったんじゃないかな?うん。