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Sparkling!

第26章 蜜月 〜side B〜 ① (S × O)



智side



「う…ん」


休日の朝。先に目覚めたのは僕。



「翔ちゃん、おはよ。」


目の前で気持ち良さそうに寝息をたてる寝顔に囁く。



「ふふっ。スゴい寝癖。」



爆発したみたいにぐちゃぐちゃな翔ちゃんの髪に手を伸ばしたその時、



目の前の大きな黒い目がぱっちりと開いた。



翔「おはよ、智くん。」


「ごめん、起こしちゃった?」


翔「起きてたよ?ずっとね?」



逆に、翔ちゃんの大きな手に髪を撫でられる。



翔「ふふっ。ひどい寝癖。」


「えーっ!?翔ちゃんだってひどいじゃん!?」


翔「そう?」


「そうだよ!?」



翔ちゃんの髪をわしゃわしゃと掻き回してさらにぐちゃぐちゃにしてやる。



翔「あーっ!?やったなあ!!」


「えへへ。ヒドい頭♪」


翔「そういう悪いコには…」


「あ…。」



すぐ目の前まで翔ちゃんの顔が近づいてきた、と思ったら、



ちゅ、と音をたててキスされた。



翔「お仕置き、ね?」



顔を真っ赤にして呆然とする僕を、


翔ちゃんは満面の笑みを浮かべながら抱きしめてきた。



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