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第26章 蜜月 〜side B〜 ① (S × O)



二宮side


相「おいおいおい、ちょっと待てよ?」


「何?」


相「恋人らしく、食べさせて、とかないの?」


「……」



ポケットからチョコを取り出し相葉さんの手の上に乗っけた。



「じゃ、確かにお返ししたんで…。」


相「いや、そうじゃなくて…」


「何なのよ?」


相「だから…」


「翔さんたちみたいにあーんして、がしたいの?」

相「うん♪」



おっきなイヌがお座りしてしっぽ振ってるみたいな全力の笑顔で頷く相葉さん。



ま、いっか。



「じゃ、1個だけね?」


と、相葉さんの手からパクリ。



相「おいしい?」



……ん?少し、苦い。



まさか、とは思うけど…


「つかぬことをお聞きしますけど、チョコに何か入れました?」



相「分かんないけど、りーだーから分けてもらったんだよね♪」


「・・・・」



あの、翔さん仕様(パー入り)のチョコ、ってこと?



「相葉さん、今度は俺が食わしてあげますよ?」


相「え?ホント?」



と、嬉しそうに口にした途端、顔をしかめる相葉さん。



「じゃ、そういうことで。」


相「ちょ、ちょ、まっ…ゲホッ!!」





相葉さん、天罰ですからね?





蜜月 〜side B〜 ① (S × O) end.

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