Sparkling!
第26章 蜜月 〜side B〜 ① (S × O)
二宮side
智「はい、翔ちゃん、あーんして?」
愛しのおーのさんの手からチョコを口の中に放り込んでもらい、
国民的アイドルにあるまじきにやけ顔(←笑)で口をモゴモゴ動かしている翔さん。
智「おいしい?」
翔「うん♪おいしい。」
「・・・・」
月曜日のニュース番組でニュース読んでる人に間違いないですよね?
って、ぐらい顔が雪崩起こしてますよ?
翔「ちょっと変わった味がするんだけど何が入ってるの?」
智「内緒♪」
でも、何だかんだで愛情たっぷり手作りチョコレートを完食。
後で、その「隠し味」の正体をこっそり教えてもらった。
智「翔ちゃんの苦手なアレだよ?」
…マジで入れたんスね?
パから始まる翔さんの苦手なアレ。
でも、翔さんには、
「僕の愛情だよ?」
って、言ってあるらしい。
相「にの、これ、俺から。」
「なんスか?」
手渡されたのは、女子みたいに可愛くラッピングされたチョコレート。
「んじゃ、ありがたく…」
とポケットに無造作にしまった。