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潤side


「ちょっと、何寛いでんの？」



俺は、雅紀のナカから指を引き抜くと、自身を蕾にあてがった。



「挿入れるよ？」



一気に体を押し進める。



雅「あっ……あっん」



俺にしなだれかかっていた雅紀の体が弓なりにしなった。



「もう少し我慢して？雅紀。」



俺のモノが完全に雅紀のナカに収まる頃には俺はもう、汗だくで、



うっすらと汗ばんだ雅紀の体も、



少し落とした照明を弾き返してキラキラと輝く。



息を整えながら体を密着させるように雅紀に寄り添う。



もうそろそろ頃合いかな？



雅紀の体を後から強く抱きしめ、耳元で囁いた。



「動くよ…？」



ゆっくりまばたきをしたあとに雅紀が頷く。



俺は、雅紀の腰を掴むと、ゆっくり腰を引き、また、雅紀のナカをゆっくり撫でるように進んでゆく。



何度も、何度もそれを繰り返す。



雅紀のナカに、俺だけが通る道筋を刻み付けるために…



そうして刻み付けた道筋を通り、激しく腰を打ち付ける。



雅「はっ…あっ…あっ…」



上体を逸らし顔を上向け喘ぐ雅紀の体が、


淡い照明の中でしなやかに揺れていた。