Sparkling!
第4章 キミのために…。
二宮side
「あらあら。お熱いことで。」
おや、早速、渡しましたね?
相葉さんの首にはゴールドの指環を通した金色のチェーンが光る。
松「そういうにのは渡したの?」
そう言う潤くんの目線は、
おーのさんに握られたままの俺の手に注がれていた。
大「うん♪もらったよ〜。」
相「良かったね♪リーダー。お互い、幸せになろうね?」
ちょ、相葉さん、俺とおーのさん、そんな関係じゃないですよ?
大「そーだね?」
ちょっと、オジサン、どさくさに紛れて何乗っかってんの?
松「じゃ、俺ら帰るね?」
相「じゃ、リーダー、にのお先に♪」
大「お疲れさま♪」
二人とほぼ入れ違いに翔さんが。
櫻「お疲れ…と、お邪魔だった?」
大「うん♪邪魔。」
櫻「はいはい。では消えますよ。ごゆっくり。」
えっ!?翔さん、もう、帰るの?
「……。」(←そろそろヤバいと思っている)
大「やっと二人きりになれたね?」
「……。」
大「にの…。」
いつになく、真剣な眼差しのおーのさん。
…仕方ない。ちゅーぐらいならいっか。
が、
大「おいらたちも帰ろ♪」
はい?
おかしな鼻唄を歌いながら荷物をまとめるおーのさん。
なんか、ほっとしたよーな…?
―つづく― ……のか?